コロナウイルスの影響による緊急事態宣言により、
日本よりも早く3月下旬にロックダウンをすばやく決行したオーストラリア。スピードと徹底力でコロナ感染の拡大を早めに抑え込んだ結果、5月に入って早くも規制緩和の動きが各地で始まりました。今回は徐々に規制が緩和されてきたゴールドコーストの街の様子は今どうなっているのか?気になる現地情報をリポートします。
オーストラリアでは7月には経済活動を正常に戻していくことを目標としています。学校では6月末まではオンライン授業を続けていく場合が多く、政府からは
ステップ1、2、3と明確な緩和の条件が発表され、段階をつけてしっかりと対策していきます。人口の多い都市部ではそれらのルールが守られない人もいて、難しいことはやはりありますが、国民の多くは事態を見つめて対策をきちんと受け止めている姿が印象的です。
では、大人気の観光地サーファーズパラダイスなどでは、緩和後の様子は一体どうなっているのでしょうか?
大手スーパーマーケット、コールスとウールワースでは?
普段は大勢の人で溢れかえっている繁華街のスーパーでも、まだまだ人は少なく自粛の様子が感じられます。
公共交通機関では?
サーファースパラダイスや
サウスポートなど主要な街への移動が便利なトラム。乗車率はかなり少ないです。
ショッピングセンターでは?
普段は駐車場を探すのも難しいくらいに大賑わいを見せている大人気のショッピングセンター、パシフィックフェアー。緩和後もまだ人々は蜜を心配して自粛の様子がみられます。いつもは活気の溢れた大きなショッピングセンターなので、寂しさを感じてしまいますね。
夜のサーファーズパラダイスの今は?
夜の街が人気の
サーファーズパラダイスでも、今は人が出歩く姿はまだかなり少なく静かな夜を過ごしています。しかしリカーショップではお酒の販売を営業しているので、ほんの一部の人たちが酔っ払って街に出歩いている場合もあります。今まで続いたロックダウンの影響で閉店してしまった人気のあったナイトクラブなどもあり、これからは街の様子も変化していくのでしょうか。
ビーチでは?
早朝から気持ちよくビーチウォークをする人の姿も見られます。ソーシャルディスタンスを守り広い土地を利用してうまく楽しんでいるようです。
サーフィンなどの規制はなく、サーファー達はルールを守り、人の少なくなったビーチで自然の中で波乗りを楽しんでいます。しかしサーファーに人気のバーレーヘッズでは、週末は混み合ってしまっている場合もあるようです。
ゴールドコースト観光に行ったら一度はここに訪れて記念撮影をしたことがあるという人が多い、人気の
サーファーズパラダイスビーチ。観光に人気のビーチエリアでは他と比べると訪れる人々は増えてはきましたが、まだまだ少なく感じます。オーストラリアでは州間の移動は規制がかかっています。
まとめ
南半球オーストラリアではこれからが冬になっていきます。政府の対策と人々の意識によりコロナウイルス感染者数を抑えて落ち着きをみせていますが、まだまだ続くかもしれないという不安を抱えています。今回は規制緩和後間もない5月中旬のゴールドコーストでの街の様子をレポートしました。
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