トロントがあるカナダ・オンタリオ州では、
3月17日に
緊急事態宣言が発令され、現時点では
6月30日までの延長が決まっています。
一時期は公園までもクローズしており、スーパー以外は本当に行く場所がありませんでしたが、
5月19日にやっと
ステージ1へ移行しました。
ステージ1でオープンが許可されたお店は、
- 小売店(道路に出入口が面している店)
- 個人競技の運動施設(無観客)
- 動物関係のサービス
- 家事代行サービス
- 建設工事
- 医療サービス
です。
段階的に解除していくアプローチという意味では日本と似ていますが、それぞれのステージの職種は異なります。例えば日本はステップ1では既に飲食店の営業が可能ですが、トロントはまだテイクアウトのみです。
次のステージへの移行に関しては、まだ正式な発表はありませんが、今月中には現実となる可能性が高いとみられています。
カナダ政府の対応

カナダ政府の対応ですが、私が見る限りは非常にスピーディーなものでした。宣言があってから、
特別手当の発表・給付が行われるまではたったの3週間強しかかかりませんでした。ちなみに
特別手当というのは、コロナを理由に会社を完全にレイオフまたは一時的にレイオフされてしまった人に向けて、
月$2,000(20万円)を
最長4か月つまり
合計$8,000まで支給するというものです。
カナダ人の特徴

カナダ人はというと、日本人よりも危機感を持って行動しているように見えます。また、子供に対する安全確保の意識が高く、公立の学校は
8月いっぱいまで休校で、
9月の新学期から再開予定です。私立の学校も2週間ごとの政府からの指示に従い、現時点では
6月19日まで休校となっています。
エチオピア航空
私はというと、このような状況の中ビザの関係で日本へ帰国しなければならず、4月半ばに5月27日のバンクーバー経由成田行の便を予約しました。しかし、5月1日にフライトキャンセルの連絡があり、
エアカナダへ相談すると、前日の26日であればバンクーバーとソウル経由で帰れそうだとのことで、そのフライトに変更しました。(ソウルからの便は、同じスターアライアンスの
エチオピア航空でした)
特に何の連絡もないまま、前日25日にパッキングをしていると、ソウルからの便が2日後に変更になったとの連絡がきました。2日後?何かの見間違いかとも思いましたが、はっきり29日という数字がありました。つまりソウルで2泊しなければいけないということで、そんなスケジュールは無理なので再度両航空会社へ連絡しました。5月中は帰れそうなフライトが見つからなかったので、翌月の6日の直行便を再予約しました。
ちなみにこの変更はコロナとは全く関係がないように見受けられ、詳しくは省略しますが沢山良くない経験があったので、
エチオピア航空は一生使わないと誓いました。しかし!その日の晩に早速6日のフライトがキャンセルになったとの連絡があり、再度
エアカナダへ連絡。もうデジャブとしか思えませんでした。そして最終的に3日のバンクーバー経由便が予約でき、無事帰国となりました。
今は安定して日本とカナダ間の便が就航しているのでこのような事は起こらないと思いますが、ちょうどタイミングが悪く散々な目にあいました…
まとめ

突然の予期せぬ事態を脱却し、1日でも早く元のような生活に戻ることを全世界の人々が望んでいます。それを実現させるためには、一人ひとりの意識と責任感にかかっていると思います。とは言ってもそれを理由に留学を諦めてほしくないですし、現地に行くことでしか学べないこと、経験できないことは沢山あります。このような状況だからこそ、今まで以上に皆さんの夢を応援し、サポートしたい気持ちでいっぱいです。
Don’t regret! Don’t give up your dream!!

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