英語学習のために留学を検討する学生の方の中には、どの国へ行こうか、迷っている方も多いのではないでしょうか。
今回は語学留学先として、アイルランドをオススメする5つの理由をご紹介します。
1.ストイックに英語が学べる
まず特筆すべき点は日本人の少なさ。 留学に行っても、結局日本人同士で仲良くなってしまい英語力はそこまで伸びなかった・・・という話は留学をする上であるあるの話ですが、アイルランドではその心配はありません。
一般社団法人海外留学協議会(JAOS)が2020年に発表した調査によると、2018年の年間留学生数※の合計が約8万人であるのに対して、アイルランドへの留学生は783名と、全体の1%でした。
※調査対象:JAOS加盟の留学事業者42社
※参考:アメリカ 約1.7万人 オーストラリア 約1.6万人 カナダ 約1.3万人 イギリス 約6,400人
そのため、語学学校でも、アルバイト先でも、街を歩いていても、日本人に会う確率は他の国に比べて格段に低いです。
英語を話すしかない環境に身を置き、確実に英語力を向上させたい方にはとてもおすすめです。
勿論日本人と全く会えない訳ではなく、日本人のコミュニティもあるので、困ったときは頼れる環境ではありますよ。
2.学生ビザで働くことができる
学生ビザで働くことができる国は実は多くはありません。
アイルランドでは一定の条件を満たせば、学生ビザでもアルバイトをすることができます。
■学生ビザで働くための条件
・アイルランド政府教育科学省公認の語学学校のアカデミック・イヤープログラムを受講すること
※アカデミック・イヤープログラムとは?
学年度の通しプログラムのこと。通常1年のことを言うが、アイルランドの語学留学生に対するアカデミックイヤーは25週間(6ヶ月)+8週間(2ヶ月)のホリデーの8ヶ月となる。(最長2年まで延長可能)
■アイルランド・学生ビザの就労条件
フルタイムコース受講時期(25週間)・・・就労可能時間 20時間 / 週
ホリデー(8週間) ・・・・・・・・・・・・・就労可能時間 40時間 / 週
働きながら英語を使うことで、学校で学ぶだけではない”生きた英語”を学ぶことができることも、アイルランドをオススメする理由の一つです。
また、アイルランドの時給は2022年1月時点で10.5ユーロ(約1,365円※)と比較的高いのも、魅力と言えますね。※1ユーロ=130円で計算
3.IT大国。就活に有利な情報を得られる!
アイルランドがヨーロッパ屈指のIT大国として、急成長を遂げていることはご存知ですか?
Apple、Google、Microsoft、Facebook、Twitter など、名だたる企業がダブリンにオフィスを構えています。
それ以外にも世界に進出するグローバル企業が数多くあり、そこで働いている人の話を聞く、企業訪問をする、インターンシップに応募してみる・・・等々自分からアクションを行えば、英語を学ぶだけではなく、その後の就職活動で自分の進路を決めていく上での非常に貴重な情報と経験を得ることができますよ。
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4.比較的治安が良い
アイルランドはヨーロッパの中でも比較的治安の良い国です。最低限の注意をはらっておけば、快適に過ごすことができます。
筆者もアイルランドに1年滞在していましたが、怖い思いをすることは1度もありませんでした。
あまり海外に慣れていない方へもおすすめできる国です。
■アイルランドで注意すること
・カバンは体の前で持つ(スリや置き引きなどの軽犯罪が多い)
・夜の一人行動は避ける
・歩きながらスマートフォンを操作しない
また、ダブリンでは一般的にダブリンの中心を流れるリフィー側より北側は治安が悪く、南側は治安が良いとされています。住むところを決めるときはその地域を調べ、治安が悪いという情報のある地域を避けることもより快適に住むためのコツと言えます。
5.安価でヨーロッパ旅行ができる
旅行が好きな方へはアイルランドを声を大にしてオススメします。 北海道程の大きさの島国アイルランドですが、近隣のヨーロッパ諸国に格安で旅行に行くことができるのです。
アイルランドには、ライアンエアー(Ryanair)・エアリンガス(Aer Lingus)といった、大きなLCCの会社があり、季節によっては片道1,000~3,000円ほどの驚きの低価格で近隣のイギリス・ベルギー・オランダなどの都市へ渡航できます。
日本からはなかなか簡単にはいけない国へ気軽に行けるので、週末やホリデーを使って語学学校の友達と旅行に行く人が多くいますよ。
■アイルランドからLCCで行く人気都市
・アムステルダム(オランダ)
・ブリュッセル(ベルギー)
・ロンドン(イギリス)
・コペンハーゲン(デンマーク)
アイルランドだけではなく様々な国の文化に触れ、知見を広げることができるのも、学生のうちにアイルランドに行くことをおすすめする理由の一つです。
いかがでしたでしょうか。
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この記事は欧州留学カウンセラーのOgawaが書きました