諸外国からの移民も多く、ロンドン中心部に行くと生粋のロンドンっ子よりも外国人に遭遇する率の方が高いくらいです。
外国人が多いからこそ、日本人だからといって変な目で見られたり、気を遣われたりすることがないので現地に馴染んだ留学・ワーホリが可能な点も人気の理由となっています。
街を歩けば歴史を感じさせる建造物が数多く残っている一方、モダンな建物も至るところにあり、様々な魅力を併せ持つロンドン。
伝統・格式・最先端・革新と言った相反するキーワードが融合したエキサイティングな都市ロンドンでの留学・ワーホリ情報と魅力をどんとご紹介します。
快適なロンドンの公共機関
バス・トラムと呼ばれるバス、地下鉄・電車がロンドン内を走っているため、郊外に出ない限り車がなくても不便さを感じることはありません。
ローカルバスは料金一律、地下鉄と電車の料金はゾーン制によって決められています。
「オイスターカード」というプリペイドカードで支払いが統一できるため、移動に煩わしさもありません。
ナイトライフが充実したロンドンだからか、24時間運行しているナイトバスもあり、終電を気にせずに丸1日を楽しめます。
治安のよいロンドン
近隣ヨーロッパ諸国やアメリカなどに比べると比較的治安が良いと言われているため安心して生活することができます。
ただし日本の治安の良さには及びません。
カバンは肩身離さず守る、夜の女性1人歩きは避ける、後ろポケットに財布や携帯を入れないなど必要最低限の警戒はしましょう。
意外?!実は日本とあまり変わらない?ロンドン物価事情
ロンドンの物価は高いと言われますが、実際には東京生活よりもお得な生活に満足している方も多いんです。
どういうことかというと、ロンドンでは生活必需品、本、新聞や雑誌、子供服や法律で決められた項目の食品等は0%課税なので、自炊生活をするのであれば大幅に節約することができます。
※外食となると食事の値段にプラスで20%の消費税、さらには10から12%のサービス料発が発生するため、そこそこのレストランに入れば1人30ポンド前後は必須になります。
家賃に関してはワンルーム/バスルーム・キッチン共通/ネット込みのシェアフラットで月に400~600ポンドが平均ラインです。
いかがでしょうか?
物価で見てみると家賃は東京より少し高めですが、公共機関は安く食費に関しても自炊をすれば大幅に節約できるため、物価がべらぼうに高いという訳ではありません。
選ぶ学校、住む場所によっても生活必需経費は違ってきますから、資金に合わせた留学先の検討と滞在日数を一緒に考えてみましょう。
過ごしにくい気候ってホント?ロンドンの気候・四季
ロンドンは晴れの日が少なくてどんより曇り空ばっかり…
といったイメージが強いですが、実際のところはどうなのでしょうか。
ロンドンには日本と同じく四季があります。四季それぞれの気候の特徴を簡単にご紹介しますね。
春(3~5月)
平均最高気温は10度から17度、最低気温は3度から8度。
温かくなりTシャツや薄手の長袖の方も増えてきますが、遅霜の心配もあるため寒さに対応できる様にしておくと良いでしょう。
夏(6~8月)
夏の平均最高気温は20度から23度くらい、平均最低気温は11度から13度くらいです。
半袖の方がほとんどですが半そででは肌寒いことも多く、半袖+カーディガンで丁度良い感じです。
秋(9~11月)
平均最高気温が19度~10度、平均最低気温が11度~5度とかなり冷え込みます。
薄手のジャケットを重ね着したり、冬物のコートを着たりする人も多くなります。
冬(12~2月)
12月後半にもなると午後4時にはほとんど真っ暗になります。
平均気温は3度くらいで東京の冬と似ていると言えるでしょう。
ロンドンは曇りがちという話は本当ですが、雨がたくさん降るというのは少し誤解です。
日本のように1度雨が降れば日中ずっと雨続きということはなく、小雨が多いという特徴があります。
寒さや雨を想定した服装を心掛けるとよいでしょう。
ヨーロッパ恰好へのアクセスが良好
イギリスとヨーロッパ各国はとても近いため、EasyjetやRyanairなどの格安航空を使えばノルウェー、ベルギー、オランダ、フランスなどのヨーロッパ各国に片道数千円で行けます。
フランスであればユーロスター(電車)はヨーロッパ大陸を結ぶ「海峡トンネル」を通ってわずか2時間前後で到着!
各国へのアクセスが特段によいため、気軽に小旅行を楽しめますよ。
歴史・伝統・革新・トレンドが調和した個性的な街並み
観光地として有名なビッグベンやタワーブリッジ、バッキンガム宮殿など歴史的建造物がある一方で、ミレニアムの時に建てられたモダンな大型観覧車「ロンドン・アイ」、テートモダンとセント・ポール大聖堂をつなぐような好立地にある橋「ミレニアム・ブリッジ」、ガーキン(小さいサイズのキュウリの意味)などのモダンで斬新な商業ビルが立ち並ぶなど、歴史・伝統・革新が調和した個性的な街並みが特徴的です。
街をただ探索するだけでも、スケールの大きい博物館にいるかのような時間を過ごせます。
博物館や美術館が入場無料!?歴史・アートの世界を身近に感じよう
ロンドン市内には美術館・博物館がなんと300以上あり主要な美術館・博物館のほとんどが入場無料になっています。
休日は観光客が多く人気の美術館・博物館では大行列になることも多いため、長期の留学・ワーホリ中だからこそできる日中の鑑賞がおすすめです。
入場料無料なので、何日かに分けてゆっくり鑑賞できるのは嬉しいですよね。
歴史・芸術好きの方であれば、大満足の滞在になることでしょう。
放課後・仕事終わりのナイトライフが楽しめる
ロンドン市内は数多くのクラブやパブ、シアター、バー等があり、ナイトライフがかなり充実しています。
特にパブは昔からイギリス人にとって貴重な交流の場だったこともあり、雰囲気と活気に満ちたパブが揃いに揃っています。
トラディッショナルパブ、ファミリーパブ、スポーツパブ、ライブミュージックパブ、ワインバー、ガストロパブなど、パブによって特色が違うので自分好みのパブ巡りをしてみるのも面白いかも知れませんね。
イギリス、ロンドンは多国籍な環境なので外国人に対する抵抗感が少なく、互いに打ち解けやすい雰囲気です。
現地の方と積極的に会話をすれば、語学力アップのチャンスになりますよ!
世界の料理を頂こう!~色々美味しいロンドン食事情~
ロンドンの料理はマズイと良く言われますが、最近では事情が違います。
ロンドンの人気シェフのレストランや、国際都市ロンドンなだけあって世界各国の絶品料理店が増えてきています。
レストランのバリエーションだけでなく一般的なスーパーでさえも各国の調味料が普通に売られているくらいなんです。
もちろん、日本食専門のお店や日本料理店も数多くありますから、現地の食べものが合わなくて苦労するといった万が一の心配もクリアです!
日本人の人口率5%未満!世界各国から留学生が集まるロンドン留学
教育の都市ロンドン内に「100以上の語学学校」&「世界的に有名な43の大学」
ロンドンには100以上の語学学校と43の大学があるため、様々なコース・授業料・ロケーション・目標の資格に合わせた学校選びが叶います。
生徒構成を見てみると、ロンドンへの留学者はヨーロッパ圏からの学生次いで中東、南米出身が多く、アジア人はかなり少ないです。
インターナショナルな環境を求めている方にとっては理想の留学先になることでしょう。
多国籍な環境だからこそ英語がどんどん話せる
様々な国からやってきた観光客・移民・留学生が集まるロンドンでは至るところで一風変わった英語が耳に入ります。
スコットランド訛りのある英語、フランス・イタリア訛りが入っていると思われる英語、よくよく聞かないと英語だと思えないような英語まで実に様々な英語を皆が堂々と話しているような状態です。
さらに、日本の方言と同じようにマンチェスター、エジンバラ、ニューキャッスル、カーディフといった地方別に訛りがあります。
「英語の発音が悪いから」と会話に億劫になってしまう方がいますが、色んな英語が当たり前に飛び交うロンドンでは誰も気にしません。
授業中もしかりです。
会話に積極的になれる環境がロンドンにはあります。
本場のブリティッシュアクセントが学べる
授業中はもちろん、イベントやパブで知り合ったロンドンっ子と親しくなれれば本場のブリティッシュアクセントが学べます。
イギリス英語はクイーンズインングリッシュ(由緒正しい正統英語)とも言われ、上流階級の方たちが使う発音として知られています。
上品で格式あるイギリス英語を憧れのロンドンで学んでみませんか?
ロンドンでワーホリってどうなの?
仕事の種類は日本同様様々です。
カフェ、日本食レストラン、現地オフィスなどで働く方が多いです。
カフェ・レストランなどで働いた場合、最低時給は6.4ポンド(約1,100円)ほどで、ここから税金20%を引かれて900円くらいになります。
オフィス系やより条件のよい仕事を探すのであれば日系の派遣会社などではなく、現地の求人サイトや、現地の派遣会社を当たってみるとよいでしょう。
英語でのCVが必要になりますからスムーズな職探しのためにも渡英前に準備をしておくことをおすすめします。
ロンドンに来たら外せない観光名所
マダムタッソー蝋人形館
偉人の蝋人形が展示されている人形館です。
ビートルズやムービースターたちが勢ぞろい!
本物と見違える蝋人形達と記念撮影をしてみましょう。
セントポール大聖堂からタワーブリッジへの散歩コース
ロンドンに来たら外せない、お散歩コースです。
歩行者専用のミレニアム・ブリッジを渡ってテムズ川の南岸を東へと進む途中には中世の屋敷跡、大聖堂などの歴史的建造物、高級スーパーマーケットがあります。
最終目的地のタワーブリッジは圧巻の美しさ!
特にライトアップされて雰囲気を増した夕暮れ時がおすすめです。
ロンドン塔
宮殿・監獄・造幣所・動物園・天文台など様々な使われ方をされてきたロンドン塔。
11世紀の姿をそのままに残しています。
ウェストミンスター宮殿
11世紀から歴代の王の居城として使われてきた宮殿です。
現在は国会議事堂として使用されていて、火災により1860年に再復元されたものとなっています。
ビッグベン
高さ96.3mの時計台です。
ビッグベンからテムズ川を渡った先では25人乗りの大観覧車「ロンドン・アイ」があります。
30分のロンドン上空の旅をお楽しみください!
バッキンガム宮殿
エリザベス女王の住む公邸兼執務室です。
女王がスコットランドで過ごす夏期は宮殿内部を見学できますよ。
ロンドンには歴史建造物が多く、上記以外にも、数々の美術館・博物館も一見の価値ありです。
トラファルガー広場、セント・ジェームズ公園、ショッピングに最適なオクスフォード・ストリート、ニューボンド・ストリートなども見逃せません。
観光に疲れたら優雅にアフタヌーンティーに舌つづみしてみては?
バークレー、プロムナード(ドーチェスターホテル)、パーム・コート(ランガムホテル)などのアフタヌーンティーは絶品です。
まとめ
長い歴史と由緒正しい伝統を持ちながら、トレンドと最先端を担い目覚ましい発展を続けているロンドン。
どこを訪れてもエキサイティング、多国籍な環境の中でのびのびと英語を学び、他文化に触れあうことであなたの世界がぐんと広がることでしょう。
家賃・外食が高めというデメリットを持ちますが、自炊中心の生活・シェアハウスでの生活・公共機関を積極的に活用するなどすれば東京ライフと変わらないくらいかそれ以下の費用でロンドン生活を満喫できます。
予算・希望の学習目的に合わせて夢に描いたロンドン留学を叶えてみませんか?
詳しくはお気軽にお問合せください。