サンディエゴはカリフォルニア州に位置する街の1つです。同じカリフォルニア州にあるロサンゼルスやサンフランシスコに比べると、なんだか日本ではパッとしないイメージではありますが、アメリカでは「ファイネストシティ(憧れの街)」と呼ばれる人気のリゾート地・定住地でもあるのです。
一度訪れたら再訪を誓ってしまうほどの魅力を持つと言われるサンディエゴ。留学先として検討してみるとどうなのでしょうか?サンディエゴの魅力を解説します!
住みたい都市ランキング全米トップの実力
サンディエゴの基礎情報を簡単にお届けします。
温厚な気候
アメリカ西海岸に位置するサンディエゴの気候は、暖流の影響を受けているため年間平均気温20℃台と安定しています。最高気温で27℃くらい、最低気温で18℃くらいのため日本ほど気温差があません。極端な気温変化が苦手な方には最適な土地と言えるでしょう。
澄んだ空気と空、美しい海とビーチ、さんさんと1年中降り注ぐ太陽が待つサンディエゴ!都会の雑踏から離れて、海と太陽を楽しみつつ留学を叶えたい方はぜひご検討ください。
治安のよさ
サンディエゴは気候が良いだけでなく、治安も米国屈指の良さです。具体的に言えば犯罪率はアメリカの他都市と比べて平均以下となっています。その治安と気候の良さからアメリカ人にとって「老後過ごしたい街」の上位に常にランクインする街としても人気です。
とにかく便利
サンディエゴからロサンゼルスまで車で2時間、1時間半でディズニーランド、30分でメキシコ国境などなど、色々な場所へのアクセスがとても良くちょっとした時間さえあれば気軽に小旅行に出かけることができます。
印象としては何となく薄いサンディエゴですが、全米人口数では7位、さらにカリフォルニア州ではロサンゼルスに次いで大きな第2の都市です。実はイメージ以上に大規模なメロとポリスでもあるんですね。お店やレストラン、アミューズメントなどはもちろん、いざという時にはすぐに日本に行き来できる直行便(JAL)もあるなど全てが揃った便利な街なのです。
物価のお手頃さ
サンディエゴは抜群の天候・アクセス・土地柄でありながらもニューヨークやワシントンDCなど、東海岸の大都市に比べると物価がリーズナブル。近年は人気が高まり地価が値上がりを見せているものの、西海岸の街の中では未だにお手頃な物価を維持しています。生活費を抑えながら伸び伸びと過ごせるのはとても魅力的ですよね。
歴史を身近に感じられる都市
サンディエゴには「カリフォルニア発祥の地」として知られる有名な歴史スポット「オールドタウン」があります。ここは1774年にスペインの植民地開拓者がサンディエゴに入ったことを皮切りに、ヨーロッパからの入植者によって作られた集落です。
1821年には当時スペインの支配下であったメキシコが独立戦争でスペインに勝利してメキシコ領に。後の1848年にアメリカ領となりました。オールドタウン内では1800年代当時の街並みが再現されていて、メキシカンなレストランやショップもたくさん立ち並んでいます。
歴史的遺構が至るところに残り、当時の衣装に身を包んだスタッフたちもいますので、まるで映画のワンシーンに紛れこんでしてしまったかのような時間を楽しめますよ。アメリカにいながらメキシコを堪能できる異国情緒なスポットとして一押しです。
英語だけじゃない!スペイン語も学べる
サンディエゴはメキシコとの国境に面しているため、メキシコを始めとした南米からの移住者も少なくありません。そのためスーパーをはじめ街の至る所では英語とスペイン語の同時表記やアナウンスが一般的です。日常生活の中で英語とスペイン語をいっぺんに学べてしまう環境にあると言えます。
アメリカのホストファミリーとは英語を話し、現地で知り合った友人とはスペイン語で話すなどインプットだけでなく両言語のアウトプットの機会を豊富に得られます。貪欲に語学を勉強したい方には好条件かも知れません。
日本人が多いのはメリットそれともデメリット?
サンディエゴはアメリカの中でも日本人の人口が多い街として知られています。留学するとなると「英語環境に身を置くために、できるだけ日本人のいない街が良い」と希望される方もいらっしゃいますが、日本人が多いからこそのメリットもあります。
日本人に優しいサンディエゴ
カリフォルニア州にはアメリカの他の州に比べて日系企業が集中しているので、必然的に日本人の人口も多く日本人コミュニティーも発達しています。
日本人比率の多さが現れているのか、例えば100均ショップ大手のダイソーがサンディエゴで店舗を展開している他、サンディエゴ内に3件もの日系ショップがあります。くら寿司や焼き肉チェーンの牛角、ラーメンの山頭火などの日本でも御馴染みのチェーン店も多数あり、日本食や日本食材に困ることはありません。
さらに日本語の通じる医院や歯医者が数件ありますので、英語に不安のある方でも快適に過ごせる環境が整っています。
日本人の留学生比率について
留学先としても人気のサンディエゴなので日本人留学生の数は多く、おおよそ生徒の2~3割程度が日本人といったケースも少なくありません。似たような境遇にある日本人学生が身近にいるというのは心強いものですが、同時に英語力を磨くには距離感の取り方が大切になるかも知れません。
とはいってもcraigslistという掲示板、Meetupで見つけたイベントに参加してみるなどのネイティブと積極的に関わる姿勢と英語を学ぶ姿勢があれば学習のデメリットにはならないかと思います。
日本人率の多さをメリットとするかデメリットとするのか。「サンディエゴでの生活をどのくらい貪欲に社交性と積極性を持ったものにするか」がポイントになりそうですね。
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観光スポット・イベント目白押しで休暇も大充実!
サンディエゴは都市でありながら、海に囲まれておりリゾート×都会の融合を思う存分味わうことが出来ます。
海の生物と触れ合える「シーワールド」やサンディエゴ動物園、10以上の博物館・美術館や植物園などからなる「バルボアパーク」、美しいビーチ、少し足を延ばせば周辺にはディズニーリゾート、ユニバーサルスタジオなどのアミューズメントパークへのアクセスも良好です。
ブロードウェイ・ピア発の船で1~2時間のサンディエゴ湾クルーズもおすすめですよ。年間行事も充実しているので長期滞在でも飽きることがありません!ここでは留学中におすすめしたいサンディエゴの年間行事をご紹介します。
1月サンディエゴレストランウィーク
サンディエゴを代表する普段はなかなか行けないような高級レストランをお手軽価格で楽しむことができます。ランチはUS10~20、ディナーはUS$20~40と高級レストランとは思えない低価格で話題のグルメをお楽しみ下さい。
2月サンディエゴ ミュージアム月間
期間中は市内45ヵ所のミュージアム入場料が大幅に割り引かれます。
春のシーズン3、4、5月カールスバッド・フラワーフィールド
ラナンキュラスの花が5エーカーもの土地を埋め尽くすフラワーガーデンが公開されます。色鮮やかな可愛らしいお花が一面に広がる景色の美しさで女性からの人気が高く、デートスポットとしても人気です。
7月LGBTプライドパレードフェスティバル
同性愛者などの文化を祝うパレードが行われます。サンディエゴの街がコメディアン、ミュージシャン、ダンサーといったパフォーマーで溢れカラフルで明るくオープンな雰囲気を楽しめますよ。
8月・9月「フェスティバルオブセイル」
パイレーツ オブ カリビアンの世界が大好きな貴方であれば魅了されること間違いなし!西海岸で最大規模の帆船フェスティバルです。帆船の歴史や伝説の海洋冒険に関する展示物もあれば、実際に船の中を見学することも可能。アメリカ西海岸を代表するフェスティバルとも言われ、ビアガーデン、フードコーナーも充実しています。
10月リトルイタリーフェスタ
アメリカに住むイタリア系アメリカ人最大のイベントです。イタリアのお料理、雰囲気、アートなどなどアメリカにいながらイタリアを堪能できる不思議な時間になることでしょう。
11月サンディエゴ ビールウィーク
ビール好きにはたまらない月です。街のあらゆる所でビールが振舞われ、試飲を気軽に楽しめます。地元ビールの発掘などオススメビールを探すのも面白いかも知れません。
12月サンディエゴ ベイパレードオブライツ
色鮮やかなイルミネーションを彩どった80艘もの船による夜のパレードショーです。海の街サンディエゴだからできる、美しく迫力あるクリスマスイルミネーションをお楽しみください。
サンディエゴは「遊びも充実させつつ、都会とリゾートが融合する街でゆったりと英語を学びたい」という方にお勧めの留学先です。
治安もよく物価がお手頃、人柄が温かく、日本人の人口が多いこともあって比較的安心して過ごしやすいです。
リーズナブル、アクティブ、海、リゾート、温厚な気候、治安の良さ、独特の情緒といったキーワードが気になる方はサンディエゴ留学を候補先の1つにしてみてはいかがでしょうか?
いつでもお気軽にご相談ください。