カルガリーはカナダ中西部アルバータ州最大の街、カナダ第5の都市です。
石油産業で栄え高層ビルも立ち並ぶ都市として急成長してきました。
カルガリーはかの有名なロッキー山脈まで車で1時間、平野が続きの場所なので、からりとした天気の良い日には地平線にくっきりと雪をかぶった山々が見られることも!
都会あり・自然あり、好景気で治安が良い、日本人が少ないと言ったように、生活の条件はカナダの中でも優秀です。
それでいて税金や物価が安いので、お財布にやさしい語学留学・ワーホリを検討したい方におすすめの場所となっています。
カナダ留学・ワーホリ先はトロント・バンクーバー・モントリオールだけだと思っていない?
穴場!カルガリーの魅力をまとめてみました。
カルガリーの基礎情報
日本との時差
通常日本時間から-16時間ですが、夏はサマータイムの影響で日本時間-15時間が時差になります。
気候
夏は短く、冬が長い、そして天候の変化も激しい特徴を持ちます。
夏場になると30度以上になることもありますが、朝晩は冷え込み10度前後になることもあります。
9月、秋ごろからは20度前後、11月になると3度、冬真っ只中にもなると-30度になることも!
気まぐれな天候なので、外出の際には羽織れるパーカーやジャケットは必須になるでしょう。
1年の留学を計画されている方だとお洋服が結構大変かもしれません…。
交通機関
バス(普通バス・急行バス・巡回バス)と広域のC-トレイン(市電)があります。
カルガリー市内・郊外をほぼ網羅しているので、街自体がコンパクトなこともあり、車が無くても日常生活で困ることはほとんどありません。
チケットはバス・C-トレインともに共通です。
・大人乗車券(一回乗車90分有効) $3.15
・大人一日パス $9.50
・大人回数券(10枚) $31.50
・大人一ヶ月定期券 $99.00
詳しい経路や金額については以下のサイトで確認できます。
http://www.calgarytransit.com/
治安
カナダの中でも群を抜いて安全な場所です。
というのも、な、なんと…!歴代「世界で最も住みやすい街」にトップ5入りしているバンクーバーを差し置いて、カルガリーが4位にランクイン!
ちなみにバンクーバーは6位にランクダウンしています。
安全性・医療・文化&環境・教育・インフラのほとんどの項目で90点後半から100点を獲得するほどで、カナダの中でも非常にクリーンかつ安全な街として世界が認める優良な街、それがカンガリーなんですね。
参考:The Economist The Global Liveability Index 2018
程よい都市感&自然の両方を楽しめるお得な場所
街の中心部に行けば高層ビルやタワーが立ち並び、オフィス街のような印象ですが、バスや電車で20分も走れば自然豊かな環境が待っています。
街の川沿いには、公園もありますよ。
中心地にはリトルイタリー、リトルチャイナなどのエスニックタウンもあるので、日本食も普通の食材と比べると割高ではありますが、手に入れられる環境です。
税金と物価が安い!お財布に優しい快適留学&ワーホリができる
カルガリーの魅力の1つとして、税金が少ない、そして物価が総じて安いことが挙げられます。
バンクーバーの場合
・州税(PST):7%
・物品サービス(GST):5%
合計12%
カルガリーの場合
・物品サービス(GST):5%のみ
州税がないため、カルガリーの物価はかなりお安くなるんですね。
賃貸事情も見てみましょう。
バンクーバーの場合
1LDK $1223($1159)
ワンルーム$1060($1013)
ホームステイ 10万円〜15万円
カルガリーの場合
1LDK $1025($1050)
ワンルーム$825($858)
ホームステイ 7万円前後〜
賃貸のお安さもカルガリーの圧勝です!
物価が安いため、節約したい学生さんにも人気ですし、ワーホリにも非常に好都合なんです。
というのも、カナダでは州によって最低賃金が違います。
カルガリーのあるアルバータ州はカナダの中でも最低賃金が高く、2018年には最低賃金が$15.00になっています。
オイルマネーで好景気が続き、飲食店の場合はチップが付くので最低賃金以上になることが多いです。
金銭面であまり心配のない、安定かつ快適な生活を目指したい方におすすめします。
超フレンドリーなカルガリアン!現地の人とすぐに打ち解けられる
カルガリーに住む現地の方は、そのナイスで温和、フレンドリーな性格から「カルガリアン」という敬称を持ちます。
カルガリー留学経験者の中には、バスの中で知り合った方と友達になったという人や、カフェでそのまま仲良くなったという方も。
留学の醍醐味は、やはり人と出会うことにありますから、いたるところに素敵な出会いが転がっているカルガリーは留学・ワーホリにとっておきの場所だと言えるでしょう。
日本人が少ないから、英語学習に専念できる
カルガリーに住む日本人は、人口割合でいえばたったの0.4%。
なので街を歩いていても、ほとんど日本人と出会うことはありません。
アジア系のレストラン関係、食品店や、語学学校を除けば、日本人コミュニティーはあまり大きくありません。
英語環境にどっぷりつかりたいならば、最適な場所です。
カルガリーでワーホリってどう?仕事は見つかるの?
実はカルガリーはワーホリにおいてもおすすめしたい都市です。
税金や生活費があまりかからず、賃金が高いことは前述したとおりですが、それだけではありません。
石油産業で潤っている街なので好景気、かつ観光業も栄えていて、オフィスワークはもちろん、レストラン、コーヒーショップやクリーニングショップ、エンジニア関連、リゾートホテル・エコツーリズムなどのホテル旅行関連の仕事など多種多様な仕事のオファーがある状態です。
これまでカルガリーに留学された方の様子を見ていると、ほとんどのケースで2週間以内に仕事をスタートしています。
ワーキングビザを発行してくれる会社も多いので、将来的に海外でずっと働いてみたいという方にも向きます。
さらに、アルバータ州は福利厚生が外国人に対してもしっかりしていて、6か月以上滞在する予定のワーホリの方たちは、無料でアルバータ健康保険に加入できちゃうんです!
日本で加入すると旅行保険は安くても10万円〜30万円を超えるものもありますから、保険料をセーブできるのは、非常にありがたい話ですよね。
カナダでワーホリというとバンクーバーなどの大都市に注目されがちですが、実はカルガルーも相当ねらい目の場所ですよ!
カルガリーの見どころ・楽しみ方って?
せっかく海外に来ているんだから、遊びも満喫しなきゃ!
ということで、カルガリーの見どころ・楽しみ方について簡単にご紹介したいと思います。
滞在中の楽しみ方をぜひ想像してみてください。
夏フェスなら!世界最大級のカウボーイの祭典「カルガリー・スタンピード」を楽しむ!
世界中からカウボーイが集まり、ロデオの他にもコンサートやパレードなど、多くの屋外イベントが目白押しです。
カルガリーはイベントの街としても有名で、フォーク・ミュージック・フェスティバル、ライラック・フェスティバル、グローバルフェストなど年間を通して様々な行事が行われています。
博物館など
カルガリー動物園、州立恐竜自然公園、ヘリテージ公園(西部開拓時代をテーマにしたテーマパーク )、グレンボウ博物館、スペース・ポート、フォート・カルガリー(カルガリーの歴史を展示)などがあります。
カルガリーから足を延ばしてみると…、自然の神秘を感じられる!
レイクルイーズ
バンフ国立公園内にある湖です。
透き通るエメラルドグリーンの湖に、湖に映り込んだ山脈と空がはっとするほど神秘的で美しく、幻想的な時間を過ごせます。
ジャスパー
「カナディアン・ロッキー山脈自然公園群」の一部であるジャスパー国立公園。
大小40もの美しい湖や、渓谷、温泉スポットのミエッテ・ホットスプリングス Miette Hot Springsなどがあります。
毎年10月には「ダークスカイフェスティバル」が催され、真っ暗だからこそ可能な降り注ぐような星空を鑑賞できます。
星空撮影会、宇宙飛行士のトークイベント、コンサートなどもあり、一層楽しく忘れられない思い出になることでしょう。
公園や湖、山があるため、アウトドアアクティビティを思う存分楽しむことができます。
冬はかなり寒いカルガルーですが、そのお蔭でウィンタースポーツはかなり楽しめますよ!
まとめ
あまり知られていないカルガリーでの留学・ワーホリの魅力をご紹介しました。
経済成長が目まぐるしく、将来的なチャンスもありますし、非常に魅力的な街だと言えます。
王道の留学先、カナダの中でもとてもおすすめできる留学・ワーホリ先です。
・英語をしっかり勉強したい方
・条件が良く住みやすいワーホリ先を探している方
・程よい都会と大自然のある暮らしやすい街で過ごしたい方
・留学・ワーホリコストを抑えたい方
ぜひ検討候補に入れてみてください。
カルガリーが気になってきた!という方、まずはお気軽にご相談くださいませ。
一緒に理想の留学・ワーホリを叶えましょう♪